秋桜
□すれ違い
2ページ/5ページ
『・・・今日は帰って来たんだね。』
「・・・まぁな」
ムスッとしていてなんだか「寂しかった」って言ってるみたいで
カカシの口角はつり上がる
上機嫌のまま風呂へと足を運ぶのだった
カカシが出ていったドアをじーっと見つめて
ぽふっとベッドに横になる
なんだか嬉しそうなカカシの表情に
自分の口元も緩み鼓動が早くなる
『・・・カカシがいたら・・・嬉しいのかな? ・・・いや、呑みすぎたせい・・・か』
クラクラしていてふわふわしていて
心地が良よく目をつぶると寝てしまいそうだ