桔梗

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『・・・火影様、お話があります。』

紫雲と紅蓮も居合わせている

「・・・なんじゃ凛よ?」

『・・・うずまきナルト君は里の者に酷い仕打ちを受けています。木の葉を襲った化け狐が封印されていると大人達は言っていますが・・・本当なのでしょうか?』

「・・・!!! その話は禁句の筈じゃが・・・まぁよかろう。その話を聞いてどうするのじゃ?」

『・・・どうにか出来ないのでしょうか? 話を聞けば聞くほど理不尽な気がします。木の葉を襲ったのは化け狐でナルト君本人は関係ないじゃない。』

「・・・そう想ってくれておるのなら良かった。そう思わない大人達が沢山いるのが現実なのじゃ。せめて子供達だけでも差別なく仲良くなって貰おうとこの話は禁句にし,言ったものには罰を与えておるのだが」

火影様はしっかりナルト君のこと
わかってくれているんだと胸を撫で下ろした。
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