桔梗

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一方、ちょっぴり距離が縮まった様に感じ
ここに来てから友達が出来たみたいで
嬉しい凛であった。


そうしている内に見慣れた我が家に着いた。


『・・・あれが私の家』

「じゃーな,・・・凛」


『・・・!!』


照れつつもサスケが初めて名前を呼んでくれた。

『サスケ,また明日ね』

嬉しそうな凛はブンブン手を振って見送り、その姿がなくなったのを確認して家に入ろうとするが
人の視線を感じ振り向く。

『・・・誰?』

そこには木々が生い茂っており
もう人の気配もない。

気のせいかな。と思い今度こそ家の中へと入っていった。
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