桔梗
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演習場に着くと,既に誰かいるようだ。
よーく見てみると背中に団扇の紋章が書かれている。
凛は近くに駆け寄り
『おはよう。うちは君』
サスケは修行の手を止めこちらに振り返る
「一昨日の・・・天音か?」
メイクをしているせいか大人びてみえる
『名前覚えててくれたんだ!
朝に修行してるって言ってたから,アカデミーに行く前にうちは君に会いに来たの。』
「 ・・・今日からだったな」
『そうだよ〜。また修行見てて良い?』
「・・・あぁ。」
修行が再開され
体術や忍術が繰り広げられる。
素人から見てもスピードや体力どれもずば抜けている。
到底同い年には見えない。
「おい,・・・行くぞ。」
と声がしてうちは君を見ると修行も終わっていて
慌てて後ろを歩いていく。