桔梗
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「・・・すまなかったのぉ。
辛い過去を思い出させてしまって。」
『もう終わった事ですから、それに・・・』
腕をまくしあげると
そこには無数のアザや切り傷,火傷の跡が刻み込まれていた。
「「「・・・!!!」」」
3人はまた言葉を失う。
これほどまでに酷いとは・・・。
ギリっと歯を食いしばる紅蓮。
自分と重なる部分が垣間見れ苛立ちを覚える。
「・・・お前はそいつらが憎くねぇのか?」
そう呟く紅蓮は辛そうにそして憎しみの色を目に宿していた。
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