桔梗
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「凛よ。」
真剣な眼差しで火影様が私をみる
「凛は良い子じゃ。見ればわかる
しかしこの里の長として疑わねばならぬ事もわかっておくれ。
そう、畏まるでない。ただいくつか質問をするが正しく答えてくれぬかの?」
『わかりました。
嘘、偽りなくお話致します。』
「まず、向こうの世界はどんな所じゃ?」
火影と紅蓮,紫雲は静かに耳をすます。
『・・・私の産まれた国は技術や医療も進みすごく平和な国です。
人を殺めることは何があっても重罪で
死を持って償わなければなりません。』
紅蓮 (殺し合いもなく平和だと・・・血で汚れることもないのか。)
「お主の生活は?」
『私は小さい頃に両親を事故で亡くし
・・・身の回りの事は自分で行っています。』
表情が一瞬こわばるのを紫雲は見逃さなかった。
(なんか隠しているかもしれねぇ。)