桔梗

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ガラリと態度を変えてナルトは

「凛ちゃん!すごいってばよ。」と表を演じきっていた。

『たまたまだよ!・・・それより、奈良君はうずまき君と仲が良いの?』

「まぁな。・・・腐れ縁ってやつだな。」

『ふーん。そーなんだ。』と考え込む凛に2人は「?」を浮かべる

「なんか不味かったのか?」とシカマルが聞くと
そんなことないよっと言い

『奈良くんと話をしている時のうずまき君がなんか、こう・・・いつもと違ってると言うか・・・愛想がないと言うか』

シカ、ナル 「・・・!!!!」

『友達同士ならそんなもんか!』とイタズラ顔で笑って女子達の輪の中に入っていった。



「案外しっかり観察しているもんだな。」

「あぁ・・・バレるのも時間の問題かもな」


2人はその場に立ち尽くし、遠くの方から凛を見つめるのだった。
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