桔梗
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時計を見ると丁度11時を指し
2時間後に奈良さん家に行く予定
『家にいてもすることないし演習場にでも行こうかな』
軽快に支度を済ませ演習場に向かうが演習場には誰一人としていない。
『朝に修行してるって言ってたからさすがにいないね。』
演習場の裏から抜けると小川があり
水の流れる音に耳をすませながら小川を通り小高い丘を登ってみる。
頂上につくとその景色に目を奪われる。
里が見渡せ,手を伸ばせば雲に届きそうなくらい近く感じる
『・・・里って意外に広いんだ。あそこが火影邸であっちは商店街。』
すごく素敵な穴場だ。と上機嫌な凛は木の下に腰を下ろし
またその景色に見入る。