桔梗

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カタカタと震え座り込んでいる凛に
大丈夫か?と声をかけるが反応がない。


只事じゃない様子から紅蓮は近寄り
身体を譲ってみようと手を伸ばす



『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。』


プツンと糸が解けたように叫び
それと共に凛の身体から
禍々しいチャクラが溢れ出る。

「・・・。!!!!!」


「チャクラが扱える・・・だと」


「・・・おい。この量やべぇぞ。」


『殴らないで,ゴメンナサイ・・・』とうずくまったまま繰り返される。

原因を作った紫雲はバツが悪そうに
凛に近寄る

「・・・もう大丈夫だぞ、お前にそんな事する奴はもういない。
凛。しっかり前を向け
過去に囚われるんじゃねぇぞ。」

ポンポンと頭を撫で
凛に言い聞かせる
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