日常が変わる


□霧の守護者対決
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そして、今夜も並中に来た。

フィールドである体育館の中にあたし達は集まっていた。


まだツナの奴意識飛んでるのか...どれだけだってーの...



あ、起きた。

「10代目!お加減は!!」


さすが獄寺。はえーなあいつ...

「やっと起きたか」

と了平さん

「バジルがこのまでおぶってくれたぞ」

とリボーンが言った。



しばらくツナ達は色々と話していた。


いいなー、あたしもあっち行きたい...楽しそう。ただただ楽しそうにしか見えない。



ぞく......



来た。向こうの霧の守護者が。



体育館に入って来たのは犬と千種。


その姿をみて驚くのは勿論、獄寺や山本達だ。



「なぜ、こんな時に!」


獄寺はダイナマイトを構える。


「落ち着けお前達。こいつらは霧の守護者を連れてきたんだ」



「何言ってるんすか、リボーンさん!だってこいつら......っ!ま、まさか...!霧の守護者とは...」


ダイナマイトを降ろして犬達の方を向く。


「う、嘘だ.........霧の守護者って......ろ......六道骸!!!」




違うよ。ツナ。骸は骸でも違うから。



「クフフフ、クフフ。Lo nego(否)il mio nome e' Chrome(我が名はクローム)Chrome(クローム)髑髏」



クロームと目が合った。
あたしは微笑んだ。
クロームも軽く微笑んで返してくれた。



「霧の守護者って......この娘って......六道骸じゃ......ない......?」


ツナは状況を把握出来ていないみたい。
いや、分かるよ?分かるけどもその気持ち。信じてあげなよー。


獄寺は憑依してるから騙されないでください!なんて言ってるしさー

あ、クロームが悲しそうな顔してるじゃないか!
やっぱあいつはバカ寺だっ!



「六道骸じゃ......ないよ...」


ツナが呟いた。


ツナの超直感が働いたのか...


「かばってくれるんだ。ありがとボス」


クロームはツナのほっぺにキスをした。


うおおおおおおおお!!!!
生はダメですぅぅううう!!!
皆が叫ぶ気持ちがよく分かったよっっ!!!

だめだよ!!!こりゃ!!



「何赤くなってんの?おもしれー」

隣にいたベルがからかう。

「な、なってないし!!そ、そういうのじゃないから!!」



「ファンタズマが興奮してる」


ファンタズマはマーモンの頭の上に乗っているカエルの名前。

マーモンが言いたいのはたぶん、クロームは特殊な人間だってこと。

そりゃ、彼女は特殊ですけど。


あっちはあっちで何かまたもめだしてる。
たぶん、クロームを仲間に入れるか入れないかで揉めてるんだろうな...



「私は霧の守護者として戦いたいけど...ボスがどうしてもダメって言うのなら従う......でも凛は前にいいって言ってた...」










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