BOOK1 nmb/akb

□ぷっちょ
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美「AKBさん押してるから、まだかかるって」

彩「はーい。」

美「彩ちゃん、アーンして」

彩「あー……ぷっちょ?」

美「さっき、ケータリングからもらってきた」

彩「ふーん」



次の瞬間、強い光が私たちを包んだ。



彩「うわっ、まぶし。なに?今の」

美「もぉ、なに?あっ、やまもちょや!」

彩「あ?なに言ってんの?って、みゆきっちょや!!」



私たちは、人の影も形もなくぷっちょになっていた。



美「あー、あのぷっちょ当たりやったんよ。それでぷっちょになったんやー!」

彩「いやいや、飲み込み早いな。どうすんねんこれ!!」

美「時間経てば戻るんやなかったっけ?」

彩「あー、せやせや。よう覚えてんなー」




美「なぁ、彩ちゃんこっち向いて?」

彩「なに?」

みるきーは私に顔を近づけた。

パクっ

彩「痛っ!なにすんねん、みるきー。」

美「顔の下についてるぷっちょ美味しそうやなーって」

彩「これ、あご!なんでこういうとこだけ、忠実かな。てか、普通に痛いから。」

美「でも、甘かったで。彩ちゃんとのキス。」

彩「まぁ、ぷっちょやからな…痕着いたらどうしてくれんねん。」



美「なぁ、彩ちゃん………。眠たい」

彩「寝てくればええやん」

美「彩ちゃんと一緒がいい」

彩「アホちゃう?見られたらどうすねん」

美「今、小さくなってるから楽屋に誰か入ってきても見られへんよ」

彩「ったく、しゃーないな」


お互いのぷっちょの甘い匂いに包まれて、眠りについた。






カシャカシャ

指原「みるきー、かわいいー。永久保存写真だわー」

大島「さや姐の寝顔ヤバっ」



周りが騒がしくて、目を開けると私は床に寝ていて、
その周りを篠田さん、大島さん、指原さん、峯岸さん、由依はんが囲んでいた。

篠田「やっぱ、かわいい子の寝てる姿はいいよね。」

大島「いやいや、さや姐はやばいけど」

指原「さやみるって本当だったんですねー」

大島「あっ、さや姐。あごにキスマーク?歯型?ついてるよ。」

篠田「おー、若いのに大胆だねー」

彩「あの、その、これは……」


さっと、横を見るとまだスヤスヤ夢の中のみるきー。
起き上がろうと、上に乗っかっている手をどかそうとするも
私の制服をギュッとつかみ、離そうとしない。ホンマに寝てるんかいな。

彩「みるきー、起きて…」


峯岸「きゃー!やさしーモーニングコール!私もしてー!」

横山「もぉ、峯岸さん興奮しすぎですよ」



美「彩ちゃん……あっ、みなさんおはようございます。」



大島「NMBの番だってさ、行ってきな」

彩「は、はい……」



後日、みるきーとの関係について、写真をエサに尋問されたのは言うまでもないだろう。



end

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