熱闘甲子園

□熱闘甲子園5
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sayaka side

放課後、練習前に野球部選抜が部室に集められた。

北「はい、全員そろったか?出席とります。
2年、兒玉、白間、矢倉」

「「「はい」」」

北「3年、山本、柏木、入山、宮脇、渡辺と、僕」

「「「「「はい」」」」」

北「で、マネージャーの指原と渡辺さん」

「「はーい」」

横「全員いるな。よし。
今日からこの選抜チームが本格的に始動します。
全国から集まって来たけど今日からはここの生徒です。
ここのルールに従ってもらいます。北原!ここの鉄の掟は?」

北「部内恋愛禁止です。」

横「そうだ。」

指「いやいや、他になかったんかーい。」

横「それな。オレも思う。でも昔からなぜかあるんだよなー。一応守るように。
練習始める前に、なにか聞きたいことあるか?」

北「監督。どうしたら廃部を回避できるのでしょうか。
今のままだと、明確なボーダーラインがないというか。」

横「そうだな、どこまでの結果を残したら廃部を回避できるかは言われてない。
でも、オレたちは存続文句なしの結果を出せばいいんじゃないか?」

北「曖昧ですね……。わかりました。」

横「他に聞いておきたいことあるか?
なんかあったら言えよ。じゃ、練習行くぞ!」

「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」




外に出てアップをしてから、キャッチボールとノック。
流石は選抜チーム。今日が初めてとは思えないスムーズで正確な送球

俺と北原もみんなと離れて二人でブルペンへ向かった。
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