熱闘甲子園

□熱闘甲子園11
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rino side

無事、地区大会一回戦二回戦と突破し、梅雨も盛りのジメッと暑い季節になった。



美「あぢーー。さしはらさーん、休憩しましょーよー」

指「まだまだ仕事あるからダメ!それにぱるるに任せっぱなしじゃない!
ぱるる、その仕事、みるきーにやらせて大丈夫だから。」

島「いえいえ、大丈夫ですよ。好きでやってるだけなんで。」

指「ホントにありがとね。」

美「指原さん、そういえばあの噂って本当なんですか?」

島「あー、私も聞いたことある!」

指「なによ、私の噂って。可愛すぎる野球部のマネージャーとか?」

島「ッぷ。んなわけ。」

美「指原さんが転校した理由ですよ。これ(親指)関係って聞いたんで。
やっぱ、指原さんって経験豊富なんかなぁって。そしたら相談乗ってもらおうって思って。」

島「学校内で6股かけて、バレていにくくなったとか?」

美「それそれ!私も聞いた。」

指「そーなの、実はー……。っておい!どんな噂やねーん。」

美「エセ関西弁……。」

指「そんなのデマ。だれが流したんだか……。普通に親の転勤。
それに私だれとも付き合ったことないから、私が相談に乗って欲しいほうよ。
みるきーとかどうなの?経験豊富そうじゃん?好きな人とかいるの?」

美「そんな、経験なんてないですよー。でも、好きな人いますよ……。」

島「えー!どんな人??」

美「んーと。好きなことにはとことんこだわるけど、それ以外は興味ないって人かな?」

指「あー、わかるわ。私も熱中してる姿かっこいいなぁって思うもん。」

美「指原さんも好きな人いるんですか!?」

指「そりゃ、いるわよ。JKなんだから恋してなんぼでしょ!」

美「ぱるるは?いないの?」

島「私もいますよ……」

指「どんな人?」

島「年上だけどたまに抜けてるところがかわいくて、
ここぞいう時にしっかりしてる人かなだ」

美「年上かぁ…ええなぁ」

島「でも、向こうは私のこと子ども扱いしかしてくれないから、望みは薄いかな。」

指「ということは、マネージャーはみんな片想い中ということで、
お互い頑張っていきましょうー!」

島・美「「はーい!」」


end
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