ユクモ村筆頭狩猟団【MRS】

□第四話
1ページ/1ページ

龍が噂の新種のモンスターと
出会い,戦った。

この話はすぐに広まり
龍が報告書を書く間にギルドには
かなりの人が押し寄せていた

GM「龍殿,無事で
 なによりじゃ,龍殿が出て行った
 直後に新種のモンスターの
 目撃連絡が入って…」

龍「いんや,じっちゃんが適切に
 手を動かしてくれたから
 ゼレンたちが助けに来てくれた
 サンキューな」

GMの方を向き
二カッと笑顔を見せる


元親「さて,本題に入るぞ
 まずはモンスターの特徴だが」

元親の一言で全員が
テーブルに注目する

龍「特徴か…まずは奴の飛竜種と
 獣竜種を合わせたような
 威力と素早さだな,素早さに関しては
 牙竜種とも並ぶかもしれん」

その一言にその場にいる全員が
形はどうであれ,驚きの表情を見せる

正虎「…噂だけのモンスターで
 確かに情報は少なかったけど…」

フラン「うん,結構欲張った
 贅沢な戦闘スタイルだね」

そう言った内容を書き留めると
龍は後ろを振り向く

龍「こっからは実際に戦った
 ドーベル,頼む」  

ドーベル「んー…そうですね…
 まぁ龍さんの言ってるように
 素早さの上に威力のある一撃ですね
 実際,俺も回避してた
 だけでしたけど,渓流の木々が
 簡単に潰されてた」

龍「俺が見たガーグァの死体も
 かなり食い荒らされてたからな…」


ドーベルの言った情報も
報告書に書き終えると,それを
袋に入れGMに渡す

龍「じゃぁ,じっちゃん
 頼んでいいか?」

いくら龍がココット,ポッケ村とで
名を残したハンターとは言え
ギルド本部へは,GMを
通さなければならない

GM「うむ,ちゃんと
 預かったからの,我々ギルドも
 新種モンスターに対しての調査を
 進める,龍殿たちにも早く情報を
 公開出来るようにの」


報告書の入った袋を受け取り
GMも笑顔を向ける
その笑顔に龍も答える


龍「あぁ!ちゃんと俺の国の酒を
 飲んで貰わないといけねぇからな」


GMがギルド本部に向け,
出て行ったのを見送ると
龍たちはとりあえず
家へと帰ることにした


End

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ