ユクモ村筆頭狩猟団【MRS】

□第三話
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ゼレンのおかげで険しい渓流の
山道を颯爽と潜り抜け
ユクモ村のギルドへと帰ってきた

ゼレン「ほい!とうちゃ〜く」

平坦な道になった所でゼレンから
降ろされる
多少豪快だったが実際,かなりの
速度で帰り着いた

龍「悪ぃ,ゼレン申し訳ねぇ
 助かった」

ゼレン「ん〜なんのなんの」

二人でギルドへと入っていく
するとそこには忙しそうに
受付嬢に話しかけている赤い髪の男
その後ろで話を聞いている金髪の
青年がギルドの
受付テーブル前にその姿があった

龍「おぉ,元親,正虎,どうした
 そんな忙しそうにして」

その声を聞くと二人はこちらを向き
一目散にこっちにやって来た
そして先ほど受付嬢と話していた
赤い髪の男が龍の目の前まで来て
言い寄って来た

元親「お前が急にいなくなったから
 こっちは探したんだろうがっ!
 急に最近噂のギルド未確認の
 モンスターが現れた,つー連絡が
 入ったと思えばお前がギルドを
 出た後だ,つーじゃねぇか」

正虎「だから俺たちは龍の安否,
 未確認モンスターの情報なんかを
 仕入れようと行動してた,って訳
 他のメンバーもそれぞれ
 うごいてるとこ」

MRS副団長,元親に続き,
メンバー1の凄腕ハンター,
正虎が解説を入れる 

龍「あぁ、悪ぃ悪ぃ
 いつものアレにちょっとな」

「全く,最近渓流での噂くらい
 知ってるでしょ?」

可愛らしい声と共に
ギルドに二人のハンターが
入ってくる

フラン「ドーベルとゼレンが
 助けに向かったからよかったけど」

テラ「龍先輩,一応
 心配したんっすよ」

龍「おぉ,フラン,テラ!」

声の主,フランとメンバー1の
新人,テラも集まる

ドーベル「良かった
 無事に帰り着いたみたいですね」

そこへドーベルも渓流から帰還し,
ユクモ村筆頭狩猟団MRSの7人
全員が揃う

龍は今回出会った新種の
モンスターの情報をギルドに
提出するため,受付テーブルに
座り,メンバーの6人
受付嬢,ギルドマスターに
注目される中
提出書に筆を走らせた

         
End

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