−LOVE―

□嬉し泣き
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遊戯と恋人になってもう2年...

あっという間だな〜



アテムがいなくなって私と遊戯だけの時間が増えた。

アテムがいた頃は杏子やクラスの友達とデュエルをしていた。

でも、闘いの儀をきっかけに遊戯と頻繁にデュエルするようになったんだっけ...


ふと今までのことを思い出していた。


早く遊戯帰って来ないかな...

きっと城之内と本田くん達と遊んでいるのだろう。






喉渇いたな〜

キッチンに行こうとして椅子から立ち上がった時、


くらっ


急にめまいがして吐き気にも襲われた...

「や....ばい....」



何分かしてなんとか落ち着いた。


でも体が心配なのですぐに知り合いの医者がいる病院へ行くことにした。

遊戯にいつも

体は一番大切にして

って言われてるからとにかく病院へ行かなきゃって思った。

病院に行って色々検査して、待ち合い室で待っていると私の名前が呼ばれた。

「おめでとう!愛さんっ!
妊娠してますよ!」

と、先生に言われた。


私は、遊戯との子供を授かったことが嬉しくて病院にいることも忘れて泣いてしまった。


だって、大好きな遊戯との子供だもん。


早く帰って遊戯に知らせなきゃ!




ガチャ

ゆっくりと家のドアを開けると遊戯が帰って来ていた。

「あっ、帰ってきた。僕が帰ってきたら愛いなくて寂しかったんだよ。」

その言葉の返事をするのも忘れて遊戯に抱きついた。

「遊戯っ!!」

「いきなりどうしたの!?愛///」

驚いてる遊戯見てたらなんだかまた泣けてきてしまった。

「私ねっ!妊娠したのっ!!」

その言葉を聞いて抱きついた時より何倍も驚いた顔をしていた。

「愛!!!!本当っ!!??」

「うんっ本当だよ!!遊戯、パパになるんだよ」

遊戯まで泣き始めてしまった。

「僕がパパに...ちゃんとなれるかな?」

「絶対大丈夫だよっ!私と遊戯ならなんだって出来るんだからっ」








僕、本当に幸せだよ

愛に出逢えて良かった



赤ちゃんのこと皆に報告しなきゃだね!
 

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