ANNIVERSARY
□フリー小説
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ある雪の夜、子供たちが寝静まった頃、大人達がこそこそと何かをしていた。
マリオ「よいしょっと・・・これで全部か?」
ルイージ「多分全部じゃないかな?」
クッパ「なら始めるのだ」
むらびと「第1回、スマブラforプレゼント配り会〜」
しかし歓声はない。
子供たちが起きるからではない。
理由は・・・
全員(((一瞬何でこいついんの?とか思ってしまった・・・)))
彼のルックスの問題でした。
むらびと「・・・どうかしたかね?」
ピーチ「いえ・・・」
ルキナ「何でもないです・・・」
こんななりでも彼は20代です・・・。
リンク「と、とにかく、準備が整ったならプレゼントを配りに行きましょうか」
マルス「そうだね」
ロイ「と言っても、こっちは子供部屋に行くだけですし・・・」
クラウド「俺はFF勢の手伝いしてくる」
ピーチ「私達も他のところの手伝いしましょうか」
「・・・で」
廊下を歩く二つの影、そのうちの一つー緑衣の勇者が小声で切り出す。
リンク「何でまた俺なんですかねこの役・・・」
ゼルダ「よいではありませんか、この役、嫌いじゃないでしょう?」
リンク「嫌いではないんですが・・・マリオさんが俺に押し付ける気満々なのが・・・いや、そんなことより、毎年手伝わせてしまって申し訳ありません姫」
ゼルダ「私が自分で申し出たことですから気にしないで下さい」
そうこうしているうちに子供部屋に到着。
そして音を立てないよう侵入・・・
リンクはぐっすり眠っている弟分ートゥーンに近づく。
と、同時に、枕元に何かがあるのを見つける。
リンク「ん?この枕元に置いてあるのは・・・」
ゼルダ「カード・・・ですね」
リンク「(あいつらが最近こそこそしてたのはこれのせいか・・・)えと・・・欲しいものも書いてありますね」
ゼルダ「一応(ミュウツーによる)事前調査で調べたものと他にも少し準備しましたが・・・無いものってありますか?」
カードをあらかた読み終わったリンクがそれに答える。
リンク「一応全部用意済みの物です。早めに配って戻った方がいいでしょう」
ゼルダ「わかりました」
二人はプレゼントを配り始める。
リンク「(ネスのやつ・・・毎年欲しがってるけど流石にあげられないぞ金属バットは・・・危ないし(汗))あれ?これカービィのカード・・・」
カードには一言だけ書いてあった。
『おなか一杯食べたい』
リンク「(カービィらしいけど・・・七夕じゃないんだぞ(汗))・・・ん?(裏に何か書いてあるな・・・)」
気になったリンクが裏に返して見てみると・・・
『皆が笑顔でいられる魔法をかけて欲しいな!』
リンクは一瞬呆気にとられるが、すぐに我に返って静かに息をついた。
その顔はわずかにほほ笑んでいた。
リンク「本当にカービィらしいというか・・・」
ゼルダ「リンク、配り終わりましたよ・・・って、どうかしたんですか?」
リンク「いや・・・何でもないですよ」
翌日、屋敷は子供たちの幸せそうな声であふれていたが、大人たちも同じくらい幸せな気分に浸っていたのだとか。
リンク「ところで姫、その『サンタ』って人は魔法が使えるんですか?」
ゼルダ「ええっ!?」
あとがき
はい、宣言していたフリー小説・・・
はい、5日遅れですm(__)m
実を言うと26日には完成してたんですが・・・
その日のうちに2度データが飛びました。
心が折れて、3日さぼりました。
すみませんでした。
話の内容については、for組にとっては一回目のプレゼント会です。
リンクはサンタが架空の存在であることを知らないようです(笑)
作品は誰でもお持ち帰り可です。
P.S.ダマされた大賞見ながら書いてましたw
面白い!