君との約束〜Another story〜

□君との約束
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それからは必死に勉強した。卒論を書き、テストを乗り越え、全てを投げ出したくなる時もあったけれどブン太と支えあって頑張っていた。
辛くて泣きたくなったときは、ブン太と木村さんと3人で写った写真を見て自分を奮い立たせた。


国家試験当日はブン太よりあたしが先の試験だったため見送りをしてくれて、帰りは待ち合わせをして一緒に帰った。自己採点の結果は、恐らく合格。その夜は学科の仲間と飲み会に行き、解散した後は改めて二人で自宅に移り飲み直していた。


「次は俺の番か…緊張すんなー!でも、一足先にお前が頑張ったんだから俺も頑張ってくっから!」


『応援してるよブン太ー♪えへへ〜、ブン太好きー♪』


国家試験が終わり緊張の糸が解けたあたしは、すっかりお酒に呑まれていた。目はトロンとし、顔は恐らく真っ赤に染まっているだろう。


「なぁ、お前それ誘ってんの?」


『そんなことないよ〜、あたし酔ってないし!』


過剰にブン太にくっつき、そんなことを言っている自分は最早質の悪い酔っぱらいだ。


『ねぇブン太ー、あたしすーっごく大好きなんだよ?わかってんのー!?あたし、これでブン太と結婚できるよね〜、うふふっ♪』


着ていた服は肩が露出し、淫らな格好でがっちりとブン太に抱きついている。お酒のせいで頭のなかはもう、お花畑状態だ。


「っ…、どうなっても知らねーからな…。」


ブン太の顔が急に真面目な顔つきになり、ゆっくりとキスをされる。口内に舌を入れられ、何度も角度を変えてキスをされる。


『ふぁっ…ブン太…?』


セーターの中に手が入って来て、ゆっくりと胸を揉まれる。優しく丁寧に愛撫され、あたしの秘部からは大量に密が溢れ下着を濡らしていた。
ブン太の下半身も限界を迎えているようで、ズボンに収まらないほど硬く立っていた。


「酒飲みすぎ。俺の前だけにしろよ、こんな姿見せんの?可愛すぎて誰にも見せたくねぇから。」


優しいブン太の笑顔を向けられ更に赤面してしまう。小さい頃から大好きなブン太の笑顔、こんなに間近で見られるのはあたしだけの特権。段々とお酒が抜けてきているが、中途半端に体に残ったお酒はいつもより感度を良くしている。


『うん…もちろんだよ?ブン太どうしよう、すっごく愛してる…』


「俺も。卒業して、正式に合格証書もらったら…丸井愛美になってくれる?」


『…はい、もちろんです。』


「酒入ってないときにもう一回ちゃんと正式なプロポーズすっからな!今はひたすら愛させて?」


そう言って自身の硬くなったものをゆっくりと膣内へ進めるブン太。キスを落としながら壊れ物を扱うかのように、優しく名前を呼ばれる。


「最近久々なこと多かったから…キツっ…愛美…愛してる、これから先もずっと…俺だけを見てて…」


『あぁっ…ブン太…ブン太ぁ……あた…しもっ…愛…してるよっ?…んっ…いっちゃうよぉ…』


「もっと…可愛い声聞かせろぃ…」


その後、何度もブン太にいかされ頭がボーッとして動けなかった。ブン太の腕の中に抱かれ、生まれた姿のままで抱き合って眠った。
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