FE 蒼炎/暁 二次

□あの日の約束2
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「私の好きだった人は、皆遠くに行ってしまうの。」
白く光る月に照らされた横顔は、どことなく哀しげだ。
「私の運が悪いの、あの人からだと思うのよ。」
ニャーン…。彼女の頬をペロリと舐める。
「あら、慰めてくれるのね。」
美しく微笑む。

___だから…ちょっとくらいは意地悪しても、許してくれるわね。幸せに、ね。
(おわり)
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