短編

□ポッキーゲーム
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『臨也、
ポッキーゲームしよ!』

「いいよ」

『よし、じゃあ口開けて』

「あー…」




臨也が口を開けた所に、私はポッキーを思いっきり突き刺す!
それはもうゴスッ!という効果音が出る程に…
悶絶する臨也(笑)
潰れたな。
もちろんのどち(ry




『ありがとう臨也。スッキリしたよ!』

「〜〜。ちょっ、お岩さんそれポッキーゲームじゃないよね?」

『え、違うの?』

「違うでしょ」

『だって新羅に、こういうポッキーゲームしたら臨也が喜ぶよ!って』

「そんな訳ないじゃん。(新羅、後で殺す)」




ごめんよ新羅
私がただやりたかっただけなのに嘘ついちゃった!

てへぺろ

臨也の心の声が…
まぁ新羅だし、死にはしないよね!




「ねぇお岩さん、ポッキーゲームしようよ」

『やだ』

「なんで?」

『だって潰れるもん』




もちろんのどち(ry




「潰れないって、ほら」

『ぎゃー!何をする!?』




あろうことか臨也は私の頬を両手で固定し、迫ってきたのである
プラス、臨也の口にはポッキーがくわえられていた




『(ち、近い…)』

「ほら、早くくわえてよ」

『ぅ…(近い近い近い)』




仕方がないのでポッキーをくわえる。
あまりの近さに思わず目を閉じてしまったのが間違いだった…




『!?…んっ』

「ごちそうさま」




臨也の行動は速かった。




『き、きす、するなんて…聞いてないよぉ〜』

「何言ってんの、ポッキーゲームってこういう遊びだし」

『〜〜〜っ、も、もう臨也となんかポッキーゲームしないっ!!』

「そんなこと言っていいんだ」

『へ?』




スッと近づいてくる臨也




『やっ!』

「やっ、じゃないでしょ?」

『んっ』

「顔真っ赤、可愛い」

『ばかっ』

「そんなこと言う人にはお仕置きかなぁ?」

『へっ』




流れるように私をお姫様抱っこした臨也
無論行き先は…




『いやああぁぁぁぁ!!』




その後のことはご想像にお任せします


私は誓った
もう臨也には冗談でも、ポッキーゲームはしないって






END

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