長編
□1ワ
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オッス オラ 悟空(殴
す、すみません
私はお岩さん。いたって普通の女の子
他の人と少し違うところといえば…
ヲタクde腐女子ということ!!
今はねー、デュラララ!!にハマッちゃってますっ!みたいな
『うへへ、静ちゃんかわゆいのぉ』
「おいっ、」
『はい〜?』
「はい〜?じゃない!今は何の時間だぁ?んん?」
『数学の時間ですよね?』
「そうだ。分かっているなら話は早い…廊下に立ってなさい」
『(*´∀`)ノはーぃ』
「その本は置いていけっ!」
『Σ( ̄◇ ̄*)エェッ』
「(#^ω^)」
『わかりましたぁー』
そう、今は数学の時間
デュラララ!!を読んでいたけど悪いとは思ってないよ。だってゲージを上げていたんだからああぁぁ!!
まぁ、そのまま立たされキャラ確定しちゃうのはイヤな・の・で、屋上へGOヒロミ!
──…
in屋上
『いい天気だなぁー』
これでもか、というくらいに良い天気
『トリップしたいなぁー』
これでもか、というくらいにトリップしたい
そう言えば、夢小説のトリップ夢って、結局逆ハーちっくになっているよね
え?
そうでもない?
まぁまぁ、それはおいといて…
『別にモテたい訳じゃないけどっ、シズとイザにチヤホヤされたーい!!( 」゚Д゚)」』
シーン
まっ、こんなこと叫んでも虚しいだけで
でも…
『シズイザのラブパワーよ!我に異次元への空間を作らせたまえー!!』
まるで決められた呪文を唱えるかのように叫ぶ
グニャリ
その刹那
後ろから変な音がしたと思い振り返ってみる
そこには黒くモヤモヤした
『わぁお!まさかまさかの異次元空間!?』
好奇心が高ぶり近付いてみる
現実に起こり得るとは思ってもみなかった。目の前にして見ると怖いものがある。異次元でも、知らない世界に行く場合がある。好きなところに行けるわけでもない
もしかしたら、地獄への道かもっ!なんて…どちらにせよ、この空間の中に入ればもう二度と家族、友達に会うことはないだろう
それでも私は…
『シズイザのラブパワーを無駄にしちゃぁ、いけねぇーなぁいけねぇーよ』
某テニス漫画のくせ者の名台詞を言いながら、私は黒くモヤモヤした異次元空間であろうところへ、飛び込んで行った
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