長編

□1ワ
1ページ/1ページ



オッス オラ 悟空(殴
す、すみません
私はお岩さん。いたって普通の女の子
他の人と少し違うところといえば…
ヲタクde腐女子ということ!!


今はねー、デュラララ!!にハマッちゃってますっ!みたいな




『うへへ、静ちゃんかわゆいのぉ』

「おいっ、」

『はい〜?』

「はい〜?じゃない!今は何の時間だぁ?んん?」

『数学の時間ですよね?』

「そうだ。分かっているなら話は早い…廊下に立ってなさい」

『(*´∀`)ノはーぃ』

「その本は置いていけっ!」

『Σ( ̄◇ ̄*)エェッ』

「(#^ω^)」

『わかりましたぁー』




そう、今は数学の時間
デュラララ!!を読んでいたけど悪いとは思ってないよ。だってゲージを上げていたんだからああぁぁ!!


まぁ、そのまま立たされキャラ確定しちゃうのはイヤな・の・で、屋上へGOヒロミ!






──…






in屋上




『いい天気だなぁー』




これでもか、というくらいに良い天気




『トリップしたいなぁー』




これでもか、というくらいにトリップしたい
そう言えば、夢小説のトリップ夢って、結局逆ハーちっくになっているよね


え?
そうでもない?
まぁまぁ、それはおいといて…




『別にモテたい訳じゃないけどっ、シズとイザにチヤホヤされたーい!!( 」゚Д゚)」』




シーン


まっ、こんなこと叫んでも虚しいだけで
でも…




『シズイザのラブパワーよ!我に異次元への空間を作らせたまえー!!』




まるで決められた呪文を唱えるかのように叫ぶ


グニャリ
その刹那
後ろから変な音がしたと思い振り返ってみる
そこには黒くモヤモヤした




『わぁお!まさかまさかの異次元空間!?』




好奇心が高ぶり近付いてみる
現実に起こり得るとは思ってもみなかった。目の前にして見ると怖いものがある。異次元でも、知らない世界に行く場合がある。好きなところに行けるわけでもない
もしかしたら、地獄への道かもっ!なんて…どちらにせよ、この空間の中に入ればもう二度と家族、友達に会うことはないだろう


それでも私は…




『シズイザのラブパワーを無駄にしちゃぁ、いけねぇーなぁいけねぇーよ』




某テニス漫画のくせ者の名台詞を言いながら、私は黒くモヤモヤした異次元空間であろうところへ、飛び込んで行った






next...

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ