金髪で血色の瞳のあなた
[1件〜7件/全7件]
□すべての始まり
まだ知らない。
私もあなたもすでに物語が始まっていた事に、、、、。
主人公(翡翠彩乃)(ひすい あやの)
黒髪。瞳は翡翠色。
鬼化すると髪は金色がかった薄い水色。
瞳は、桜色。
他の鬼とは違い、妖怪を軽蔑せず、友達にしていた。
瑠璃麗奈(るり れいな)
黒に近い紫色の髪。瞳は紫陽花のような薄い紫。
鬼化すると、髪は薄い紫。
瞳は、金色。
彩乃が唯一信頼している二人の内の一人。
彩乃は知らないが、瑠璃家は翡翠家の分家
緋色鈴(ひいろ すず)
髪はこげ茶。瞳は綺麗な夕陽色。
鬼化すると、髪は黄緑がかった薄い赤色。
彩乃が唯一信頼している二人の内の一人。
彩乃は知らないが、緋色家は翡翠家の分家
彩乃は小さい頃に父上から暴力を受けていた為、鬼だろうが、人間だろうが信頼しない。
だが、体を張って自分のことを守ってくれた麗奈と鈴は信頼している。
翡翠家は、鬼から軽蔑されていた妖怪を匿っていた為、妖怪から、彩乃は信頼されている。
彩乃は刀が使え、麗奈、鈴は槍を使う。
雪村千鶴登場します。
風間オチ。
□忍び寄る影
彩乃に忍び寄る影。果たして彼は何者なのか?
□主君を守る
彩乃に鬼の存在を隠してる麗奈と鈴、、。
□荒野に咲く一輪の花
その頃、新選組の屯所では、、、。
□出会い
遂に千鶴と彩乃が出会うことに、、。
□仲間と絆
新選組とたわいない生活を送る彩乃。
しかし、彩乃の親友、瑠璃麗奈に風間が接近!
□囚われた三人の花嫁 NEW!
side彩乃)
新選組隊士)「鬼だ!鬼がきたぞ!」
その知らせを聞いた途端、さっきまで和やかだった雰囲気が一変し、凍りついた。
(鬼?鬼とはなんだ?)
彩)「鈴、鬼って何?」
鈴)「ついに、この日が来たのね。彩乃、聞いて?あなた人間じゃないの、鬼なの。鬼っていうのはね、かすり傷程度の傷なら瞬時に治し、人よりも力が何倍も強いのよ。」
彩)「でも、あたし、自分が鬼だってこと知らなかった。鈴は鬼じゃないの?」
鈴)「あたしも麗奈も鬼だよ。あたしたちは翡翠の分家の鬼なの。」
それから、あたしは鈴から全てを聞いた。自分が翡翠家の頭領であること、自分の里が人間によって滅ぼされたこと、自分が風間千景という鬼に狙われていること。どんどん私の頭の中で忘れていた記憶が蘇る。燃え盛る炎の中、みんな、私を守って死んでいく、お父さんの名前を呼んでもお父さんはこない。自分の足元ではさっきまで微笑んでいた、里に住んでいるものたちが苦しみながら死んでいく。まさに地獄絵図だった。
鈴)「ごめんね。今まで黙ってて、彩乃には人間として普通に生きてほしかったの。」
彩)「ううん、あたしの事を考えて今まで黙ってくれてたんだよね?ありがとう。」
そういってあたしが鈴の手を握ると鈴も嬉しそうにあたしのてを握り返した。
[ダダダダダッッッ バタン]
山)「彩乃さん、鈴さん、逃げてください。鬼がもうそこまで迫っています。」
彩)「うん!でも麗奈がいない!」
山)「麗奈さんは捕まっています。」
鈴)「そんな!?助けに行かなきゃ!」
彩)「鈴!」
[ダダダダッッッ鈴が部屋を出て行く]
彩)「待って鈴!あたしも行く!」
山)「待ちなさい彩乃さん!!」
だが、あたしは山南さんの制止を聞かず、鈴を追った。
[1件〜7件/全7件]
[戻る]
[TOPへ]