short
□happybirthday [6.9]
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麗「そんな千鳥足じゃ帰れないから送るよ」
『…別に 玲汰呼ぶからいいよ。それより女の子送ってあげたら?』
麗「女の子?男子だけだけど?あ!もしかしてヤキモチやいてた?」
ニヤニヤしながら私のほっぺを啄く
『別に!ヤキモチなんかやいてないもん!』
麗「またまたー照れちゃって。今日待ってたのになー…」
『なにを?』
麗「誕生日メール。でも仕事忙しそうって玲汰から聞いてたからまあ仕方ないか 」
こうやって気使ってくれてるのに何にも用意してない自分に腹が立つ。
『麗。ごめん プレゼント用意してないしメールも送ってないし 私麗の彼女失格だね…』
麗「そんなことないよ。仕事忙しいのわかってるし忙しい合間ぬって メールしてくれてるじゃん。俺はそれだけで嬉しいよ」
『麗…いつの間に大人になっちゃって!明日なら空いてるからちょっと遅くなったけどデートしよ』
麗「ほんと!じゃぁ明日期待してる」
『でもこれだけは言わせてね…』
happy birthday 麗。 大好きだよ____
人目も気にせずに 路上でキスしたのは内緒…
end
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