short
□happybirthday [6.9]
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先輩「おーい…大丈夫か?1人で帰れる?」
『せんぱーい 馬鹿にしてますぅ?1人で帰れますよぉ』
足は既に千鳥足。 完璧にできあがっていた。
先輩「誰か送って貰う人呼ぶ?確か弟さんいたよね?」
『大丈夫ですよぉー!帰れます!ではまた明日!』
そう言って先輩と別れた。
正直言って大丈夫じゃない…結構吐きそう…玲汰でも呼ぼうと ケータイを取り出した。
麗「…あれ?みくじゃん!こんなとこで何してんの?」
よりによって会いたくない彼氏が現れた。
『別に!先輩と飲んで 今帰るとこだったの!つか麗はなんでいんのよ?』
麗「カラオケの帰り」
『ふーん…楽しかった?』
麗「うん まあまあ楽しかったよ。それよりそんな千鳥足で帰ろうとしたの?」
『うんまあね。酔ってないし!』
意地張って可愛くない自分。
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