自覚なし

□三話
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「はぁ……
何をどうやったらこんな怪我するん…?」
「「………面目ない」」

七海の部屋には見慣れない男が2人。
顔立ちは七海にそっくりだ

「あんなあ、心配せんでも帰れる時には帰るっちゃけん
わざわざこっちまで来んでいいやん…」
「それでも心配なもんは心配なんや!」
「おまえから文が来たときんは吃驚したんやから!何が"教師になった"やねん!」
「兄さんらには関係なかろーもん!」

そう、この2人の男は七海の兄。

「関係ないとはなんや!?」

こちら、黒原家 長男の忠之。癖っ毛で 髪の毛が撥ねまくってるのが特徴。(少々汚れ顔だが 優しい)

「落ち着きいよ兄貴。七海も もうちょい言いかた 考えな」

こちらは 黒原家 次男の政弘。ストレートな髪の毛が特徴。(美形だが 腹黒)

2人ともフリーの忍者だ

「……で、話戻すけど…
何したらこんな怪我するん?」
「それは…;」

2人は目を逸らしながらこれまでの事を話し始めた
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