自尊心と依存心
□NO.1オリジン
1ページ/3ページ
勝己side
――――――ある中学校、ある日のある昼下がりの事
(暇だな・・・)
教「えー、お前らも三年ということで本格的に将来を考えていく時期だ!!
今から進路希望のプリント配るがみんな!!!
だいたいヒーロー科志望だよね」
まわりの“没個性”共が“個性”を一気に発動しだしやがった
教「うんうん皆良い“個性”だ、でも校内で“個性”発動は原則禁止な!」
俺もさすがにウザくなって来たので、思わず叫びだす
「せんせえーー[皆]とか一緒くたにすんなよ!
俺はこんな“没個性”共と仲良く底辺なんざ行かねーーーよ」
俺がちょっと煽ればすぐに騒ぎ出す
モ「「そりゃねーだろカツキ!!!」」
「モブがモブらしくうっせーーー!!!」
教「あー確か爆豪は・・・
『雄英高』志望だったな」
モ「・・・!?
国立の!?今年偏差値71だぞ!!?
倍率も毎回やべーんだろ!?」
俺は、自分の机に飛び乗る
(ガタッ
「そのざわざわがモブたる所以だ!
模試じゃA判定!!俺は中学<ウチ>の中では、
たった二人の雄英圏内!
あのオールマイトをも超えて
俺はトップヒーローと成り!!
必ずや高額納税者ランキング名を刻むのだ!!!」
いきなり教師が口を開く
教「あ・・・・
そいやあ緑谷も雄英志望だったな」