自尊心と依存心

□NO.1オリジン
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勝己side


――――――ある中学校、ある日のある昼下がりの事



(暇だな・・・)


教「えー、お前らも三年ということで本格的に将来を考えていく時期だ!!
  今から進路希望のプリント配るがみんな!!!


  だいたいヒーロー科志望だよね」


まわりの“没個性”共が“個性”を一気に発動しだしやがった


教「うんうん皆良い“個性”だ、でも校内で“個性”発動は原則禁止な!」


俺もさすがにウザくなって来たので、思わず叫びだす


「せんせえーー[皆]とか一緒くたにすんなよ!

 俺はこんな“没個性”共と仲良く底辺なんざ行かねーーーよ」


俺がちょっと煽ればすぐに騒ぎ出す


モ「「そりゃねーだろカツキ!!!」」

「モブがモブらしくうっせーーー!!!」

教「あー確か爆豪は・・・



  『雄英高』志望だったな」



モ「・・・!?

  国立の!?今年偏差値71だぞ!!?

  倍率も毎回やべーんだろ!?」

俺は、自分の机に飛び乗る

(ガタッ


「そのざわざわがモブたる所以だ!
 模試じゃA判定!!俺は中学<ウチ>の中では、
 たった二人の雄英圏内!

 あのオールマイトをも超えて
 俺はトップヒーローと成り!!
 必ずや高額納税者ランキング名を刻むのだ!!!」






いきなり教師が口を開く






教「あ・・・・


  
  そいやあ緑谷も雄英志望だったな」
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