貴方の駒でいい

□その執事、有能
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セ「坊ちゃんお目覚めの時間ですよ」

普通ならその言葉で終わる・・・はずだった

『ほーい♪起きてー』

もう一人の声が上から聞こえる・・・上から!?

この声の主こそ、この物語の主人公である。
その名も・・・・スノウ・ディーイル

シ「スノウ…普通に横から話しかけてくれ・・・」

『んー?いいでしょ別に、個性は大事だよ?』


ーーーーそして時は流れ昼食後


-----------ジョワアァァァァァァァァーーーーーーーーン

ヒュオオォォォォォォ・・・

「花鳥風月百花繚乱拳ーーーーーーッッ!!!」

ザンッ

「!?!?がはっ・・・」

ガクッ

「こ・・・この技は我が流派秘伝の最終奥義…!!
 猛虎龍砲万華散裂拳・・・
 きさま一体何者だ!!!」

セ「ファントムハイヴ家の執事たるものこの程度の技が使えなくてどうします
  ・・・という訳で坊っちゃん、私が勝ちましたので
  お約束通り、これから晩餐まで
  ”本日の復習”と”明日の予習”を
  なさって下さい・・・お嬢様は手伝わないで下さいね(ニッコリ」

シ「『チッ・・・』」
セ(手伝おうと思っていたんですか・・・)
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