-黒赤天使の羽は何色?-

□Story.1【荒ぶる神と 寄りの赤子】
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アラガミの出現により【日本】という島国は名を“捨てた”

今では様々な国の人間が行き来しており、それが常識となっている。


「人類の保護と科学技術の復興」を掲げる 全世界規模の組織【フェンリル】


そのフェンリルに、上位の研究員として所属している彼 ヨハネス・フォン・シックザール。

そして【偏食因子】を発見した最大の貢献者 ペイラー・榊【サカキ】


彼らの力があってこそ、フェンリルに 新たな可能性が示唆されている。


約1年前、アラガミ総合研究所で行われた「偏食因子転写実験」

【マーナガルム計画】の一端として ヨハネスは勿論、

研究所所長であり、ヨハネスの妻 アイーシャ・ゴーシュが自ら被検体として参加した。


胎児段階…つまりお腹の子に偏食因子を投与する事で、アラガミに捕食されない人体を獲得する目的であったが…

実験は失敗し、彼女を含めた多数の参加研究員は 暴発捕食事故により死亡。


生存者は2名。

夫であるヨハネスと、被験者の子…つまり息子 ソーマ・シックザール。


フェンリルにとっても 彼らにとっても凄惨な事故となったが、ソーマの細胞から得られた情報により、新たな偏食因子の発見。


【P53偏食因子】の実用化により、ゴッドイーターは誕生した。



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