-黒赤天使の羽は何色?-

□Story.1【荒ぶる神と 寄りの赤子】
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2054年 1月4日


01:30

旧市街地外れにて、アラガミの目撃情報有り。

02:00に小隊を派遣する。


02:30

目標地点にて赤子1人を保護。

アラガミの姿、及びその他の人民は無し。

警戒を怠らず、帰投する。


 概要

・赤子は見る限り生後間もなく、首も座っていない。

・目立った外傷は無く、アラガミに捕食された痕も無い模様。

・だが 崩壊した家屋 及び赤子の傍に、約2人分の人間が捕食された痕跡を発見。

 おそらく両親のものだろう。

・なぜこの赤子だけが無事であったかは 謎である。



2054年 1月5日

フェンリル本部 主任研究員 ヨハネス・フォン・シックザール氏に代わり、

同研究員 ペイラー・榊【サカキ】博士の意向により、上記赤子を 本部 主任研究室へと搬送。


報告書は以上である。



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