□「りんを貰って?」工程表
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ギャグ…ギャグ…。
人生初のギャグってる小説…。
うまくギャグれるかな、いや無理だ。
りんちゃんと邪見のお話にしようかな。
それに、少し丸様も絡めよう。うん。
いや、丸様がギャグに絡むなどは許されなさそうではないかい?
まぁいっか。ちょろ〜っと出演するだけで。。

殺生丸が不在なため、待たされているりん&邪見。
畑で野菜をムシャムシャ。

邪見が「料理のひとつもできなければ、嫁の貰い手がないぞ」という。
りんちゃん、反論。
「大丈夫だよ!りん、大きくなったら殺生丸さまのお嫁になるもん!」

邪見、唖然。(←中国語みたい)
そして噴き出す。
「か〜っかっかっかっ。完璧な妖怪である殺生丸さまが、おまえなんぞのような人間と結ばれるものか」みたいな。ぷぷぷって言いながら。
え〜、と反論するりんちゃん。

「じゃあ、りんが殺生丸さまに好きって言って、殺生丸さまが嫌だって言わなかったら、邪見さまはこれからずっと食べ物を取る係ね!」
「ずっと食べ物係って…。今となんにも変わんないじゃん…」
 
愚痴る邪見をよそに、殺生丸さまのお嫁さんになった姿を想像するりんちゃん。
(りんが殺生丸さまのお嫁さんになったら、何をしようかな。)

今はいつもお留守番だから、まずは殺生丸さまのお出かけに付いていくの!
…いつも殺生丸さま、何をしにドコへ行ってるのかな?
りんには何にも言ってくれないけれど、妖怪を倒したりしてるのかな?
などをいろいろ考えたりしてる。

「ぶつぶつ…って、聞いとるのか、りん!」
「あっ、殺生丸さまっ!」
丸、帰ってくる。
りんちゃん駆け寄る。

「お帰りなさいっ!ねえ殺生丸さま。殺生丸さまは、りんのこと好き?」
こやつ、単刀直入に…!と、丸の反応を恐れる邪見。
沈黙しながら言葉を探している様子の丸さま。邪見驚く。
で、ボソッと言う。

「言わねば分からぬか?」
邪見、また驚く。
りんは頭上にハテナマーク。
「そ、それはつまり、その…!」
口をパクパクさせている邪見をチラ見して去っていく丸様。

「いくぞ、りん。」
「邪見さま、行くよ?何してるの?」
「…放っておけ。」
「はぁい!」


たったったとついていくりんちゃん。
「……。」
おいてけぼりの邪見。

呆然自失の哀れな邪見さま。


おしまい。

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