*短編*

□片想い…
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Yuko side


私はいつものようににゃんにゃんにセクハラをした


にゃんにゃんは分かり易いくらい耳が赤くなる


ほんとはにゃんにゃんの気持ちにも気付いていた


けど知らないふりをしてる


ごめんね…


あんまり陽菜と居ると困らせちゃうから私は大好きな人の元へ向かった


「麻里ちゃ〜ん」

『ん?セクハラして怒られたのか?笑』


麻里ちゃんは頭を撫でてくれた


「うん…小嶋さんに怒られた〜」


眉毛を下げ麻里ちゃんを見つめる

けど麻里ちゃんは私のことなんか見ていなかった


さっき私がいた場所

小嶋さんを見ていた


「怒られたの嘘だよ〜笑。ほんとはにゃんにゃんが嫌がってたの〜。だから麻里ちゃんが慰めに行ってあげて?」


私は離れると麻里ちゃんの背中を押した


自分の気持ちを押し殺すみたいに…
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