*短編*

□復讐1
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Yuko side



ある日突然別れを告げられた…



『優ちゃん…陽菜たち別れよ…』

「えっ…どうして?
陽菜言ったよね?
私とずっと居るって…」

『違うの…
もう優ちゃんとは居られないの…』


私には陽菜の言ってる意味が
理解できなかった

陽菜は泣きながら別れてほしい…
ただそれだけを繰り返し言ってきた…


陽菜の意思は固く私はこの1週間後
陽菜と正式に別れた



ただ私は陽菜のことが心配で仕方なかった


私と別れる前陽菜の体に痣を見つけた

陽菜はぶつけて痣ができたと言ってたけど
どう、ぶつけたらそこに痣ができるのか
不思議で仕方なかった


それに陽菜は度々デートを
キャンセルしてきたり
遅れてくることもあった

遅れてきたときは泣いていたのか
目を真っ赤にし少し腫れていて
本人に聞いても花粉症だからとか
あくびでたのとか
そんな理由に納得していた


だけど今思うともっと別の
言えない理由があったのかもしれないと思った



そんなことを考えるようになって
月日は流れていき…



別れてから1ヶ月後…



陽菜は亡くなった…
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