奇術師の姫君

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ボクは基本的に何でも人並み以上にできるし、器用だ。そして大抵のことが得意だ。


しかしそんなボクでも苦手なことが1つある。


人と群れること。仲間や協力というのはどうしても難しい。

だから今回ボクがこの仕事を断るのは当然のことだった。


じゃぁ何故ボクがあの日あの場所にいたのかというと、
少なからずキミに興味があったんだと思う。


それは、『堕天使』と呼ばれるキミをほんのちょっとだけ見てみたいという好奇心♦︎
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