緋ノ眼
□付き人
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「えー、阿伏兎知らないの?アホ提督が殺シ屋(闇)に援軍として、同盟組んだっていう話。」
「知らねーよ、おじさん今初めて知ったよ。」
と、ぶっきらぼうに言うおじさん。
『まぁ、これからよろしくおねがいします、おじさんいや、おっさん』
「なんで言い直したの、おっさんの方が傷つくんだけど!!」
『(T-T)v』
「なんで顔文字!?てか、ウザッ!」
と、なんか騒いでるおっさん。そういえば、阿伏兎とか言ってた気が… 。
「いいから行くよ、阿伏兎。いや、おっさん。」
「だから、なんで言い直すのかな、傷ついちゃうよ割れるよ」
「勝手に割れとけヨ」
「ヒドッ」
『…………………………………フッ』
なんか………………、変なの……。
「………………………………………!」
と、闇が笑ってる事に気づく。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、口角が上がってる……………。
『…………………………………?どうかしましたか?』
と、くぃっと無邪気に首をかしげる、闇。
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
じぃっと見入ってしまう。なんか、ずっと見て、目を追ってしまう…。
なんでーーーーーーーー…………………?
「とにかく、コイツを船に乗せたらいいんだな?てか、お前も船で来たんだろ?どうする?」
と、おっさん兼おじさんが言う。
『どっきんぐします』
「平仮名だと馬鹿っぽく見えんな…。てか、どっきんぐぅ!?」
と、ビックリしてるおっさーーーじゃなかった、阿伏兎。
「そんなに驚くことですか?」
「船ドッキングするかなー、団長?」
「………………………………………………………………………」
神威に返事がない。ぼーとしている。
「おい、団長!」
「……………………………………………ん、あぁするんじゃない?」
と適当に答える神威。まったくの上の空状態。
「…………………行くか、すっとこどっこい」
しかし、あえて、詮索しない阿伏兎。
というわけで、殺シ屋緋ノ道化者とその船を乗せて、いく春雨の船であった。
おじさん的には、しゅーるだと思いました。
作文?いや、気のせいだよ、もう終わるの?って、まだ続くから、あと、2、3ページぐらい続くと思うから、次のページ めくってね、おじさんと作者の願いです。