彰と祐樹
□祐樹という人
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ピヨピヨー。
僕らが登校する花道に、小鳥の鳴き声が聞こえた。
ゆ「おーい!あーきーらー。」
あ「お、おぅ。」
ゆ「ん?なんだよ、元気ないなぁ〜。」
あ「そ、そうかぁ?」
真面目に友達と言うものと接したことがない僕は、
どうしていいか分からなかった。
そもそも俺と祐樹は友達なのか?
そんな不安が頭をよぎった。
あ「なぁ、祐樹。僕らって友達なのか?!」
あまりの緊張に、声が裏返ってしまった。
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