彰と祐樹

□祐樹という人
1ページ/3ページ

ピヨピヨー。






僕らが登校する花道に、小鳥の鳴き声が聞こえた。






ゆ「おーい!あーきーらー。」



あ「お、おぅ。」




ゆ「ん?なんだよ、元気ないなぁ〜。」




あ「そ、そうかぁ?」




真面目に友達と言うものと接したことがない僕は、




どうしていいか分からなかった。




そもそも俺と祐樹は友達なのか?




そんな不安が頭をよぎった。




あ「なぁ、祐樹。僕らって友達なのか?!」



あまりの緊張に、声が裏返ってしまった。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ