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□双子月の夜
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【カイside】


テミンのソロデビューが決まった。



頬を紅潮させて、
唇を尖らせて興奮しながら
報告してくるテミンを抱きしめ
おめでとうの代わりにキスをした。

さっきまで興奮してマシンガンのように
喋り倒していたテミンが大人しくなり、
俺の呼吸に合わせ応えてくる。

そのままベッドに押し倒し
鍛えられ無駄のない身体を貪る。
白い肌、しなやかな筋肉、
美しい、俺の愛しいテミン。


お前の夢が叶う。
自分の事のように嬉しい。




筈だった。




また先に行かれる。


また俺を置いていくのか。


またお前の背中を見せられるのか。


お前と俺の


なにが違う?
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