》 CTQ .
□》 黒 と 白 ,
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________ 。
陽 は 沈み 、
空 が 黒く染まる頃 。
______ ピ ー ン ポ ー ン ..
とある マンション の一室 に
インターフォン の 甲高い音 が
鳴り響く 。
一人暮らし の 俺には
丁度いい サイズ の部屋 。
お世辞 にも 凄く綺麗とは
言い難い 。
まあ 言い方を変えれば
生活感 溢れている 。
ああ そうだ 。
インターフォン ..
「 は ー い 。 」
『 ああ ! こ ー いち ー !
たっかし やで ー い ! 』
インターフォン越し に
聴こえる 元気 な 声 。
... 可愛い 。
_________ ガチャ ッ
扉 を 開けてやれば
『 久々やな 〜 』
なんて まるで 実家に
帰って来たかのように
家に入ってくる 。
「 靴 揃えろや ー 。 」
『 ごめんな 〜 ごめ 〜 ん 』
と 軽くウインク 。
それに加え 舌を ぺろ っと出す そいつ 。
性格 も 見た目 も 仕草 も
はっきり 言って
¨ 女ウケ が いい ¨
それでいて 嫌味っぽくない 。
だから 多分 、
男ウケ もええん ちゃうん ?
『 久々 の お泊まりや !
こ ー いち 1人じゃ
寂しいやろ 〜 ?
せやからさ 〜 ?
俺が一緒 居ったるわ ! 』
だってさ 。
そこらの 女が聴いたら 、
一発で 落ちるやろ ?
あ ー 可愛いわ 本間 。
俺の わんちゃん 。
的な 存在 。