夢 D
□Z
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彼に惹かれていく 彼を目で追ってしまう 理由はわからない
前回の旅の一件から彼のことがすごく気になっている
初めて僕の、心のトラウマを受け止めてくれた人
漠然とだが、この人とならずっと一緒に居られる気がする
それは仕事としてとかじゃなく…
「おや、先生どうされましたか?」
「あ…いえ ちょっと考え事をね」
「そうですか!悩み事かとおもって心配しましたよ
心配して損したなぁ!」
そしていつものように 豪快に笑い飛ばした
あぁ、この笑顔にも心が乱される
信頼できる同僚… ということなのだろうか
自分でも納得いく答えは出ていないが
彼がかけがえのない存在であることは確かだった