TOA仲間厳しめ(インフィニット・ストラトス編)

□ルーク視点?
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…とまぁ、俺達が真夜中のタタル渓谷にいるのは前述の通りだ。
そして、今の俺はティアの言葉通り眠りに就こうとしている訳さ。
…とは言うものの…先程の爆発に巻き込まれた際に長時間意識を失ってた様でな…
中々眠れヌェー!
寝たいのに寝られないとか辛すぎにも程があるっての!
…いっそ俺もティアと同じく起きて朝まで待つかな…

「ルーク?寝ないの?」

「わりぃ、今ガチで眠れねぇんだわ。
多分、さっきの爆発に巻き込まれた際に長い時間眠ってたと思うし…」

「私もよ。表向きは私が起きてるのは盗賊から身を守る為だけど…
…本音を言うと私も眠れないの。」

「だったら一緒に花畑にでも座って話しようぜ。」

「ええ、そうしましよう。」

俺の案に対し、ティアは快く了承してくれた。
その後、俺とティアは花畑に座り、
会話した。

「ねぇ、ルーク。なんで私は超振動を起こしてここまで飛んできたのでしょうね?」

「さぁな。ただ分かる事は…
いや、なんでもない。」

「ルーク、大親友の私に隠し事なんて穏やかじゃないわね。
貴女の隠し事位お見通しよ。
さぁ、話しなさい。」

「…ハァ、流石ティア、俺の事を知り尽くしてるな。
ただ、ちょっと信じがたい話なんだけどな…
…実はお前に穿衝破放った時に俺の頭の中に妙な声が聞こえてな…
【我が声に答えよ】とな。
その瞬間頭痛が起きてな…
それと同時にお前の機体と接触してしまい、ここまで飛んだ訳だ。」

俺は、ティアに何が起きたかを話した。
後は信じてくれるかどうか…

「私は信じるわ。
ただの超振動にしては可笑しいもの。
それに、ただの第七音素の干渉による超振動だったらとっくの昔に何百回も飛ばされているもの。
それに、ちゃんと貴女自身も私自身も対策はしたのでしょう?
なら、その声の主が原因よね?」

ティア……信じてくれたんだ…!

「ありがとうティア!俺の言う事を信じてくれて!」ガバッ!

「る、ルーク…///
よっぽど嬉しかったのね…///
で、でも先ずはここから出るのが先決よ…///」

「そ、そうだった…///」

よし、何としててもキムラスカに帰ってやるぜ!!
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