TOA仲間厳しめ(インフィニット・ストラトス編)

□ルーク視点?
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…一体何が起こったんだ…?
確かティアとの組手中に頭痛が起きたかと思えば変な声が俺の脳に直接響き渡る様に聞こえて…
その後ヴァリュオとレグルスが接触して…
爆発が起きて…
…そういやここは何処だ…?
ティアは何処だ…?
それに何か暖かい…
まさか俺…死んだ「…ク!」…ティアの声が聞こえる…
もう、お迎えが来たのか「ルーク!
起きて!」オワッ!
どうしたんだ?ティア?俺のお迎えが来たのか?

「違うわよ!貴女も私もちゃんと生きてるわ!」

「そ、そうなのか…?
…でもこの花畑は…」

「そう、この花畑はセレニアのものなの。
そして今は咲いている…ということは夜ね。
そして、この花畑から見える海…
この光景、確か教科書かマルクトの
ガイドマップで見た様な…」

「確か…タタル渓谷だったな。
この前読んだガイドマップの4P位に
この花畑の写真が乗っていたな。
…しかしマルクトか…弱ったな…
意図しなかったとはいえなんせ不法入国してしまったからな…
早くここから出る…」

ガサガサ…

「何!?…魔物(サイノッサス)ね…
という事は私達は彼等のテリトリーに入ってしまったみたいね…」

ブルル…

「でもよ、アイツ、此方に来ないぜ?」

「言われてみれば…
そういえば、ここはセレニアの花畑
なのよね?」

「どういう事だ?」

「セレニアの花は魔物が嫌う花粉を
出すの。
それもホーリィボトル及びハイホーリィボトルの原料として使われる程のね。
だからあの魔物は此方に来れないんだわ。
…運が良かったわね、私達。」

「だったらここで朝まで寝て…
そうだ、レグルスやヴァリュオだったらすぐに帰れるんじゃな…
クソッ!!」

「どうしたの?」

「俺のウィングブレスが破損してやがる…
これじゃレグルスを出したくても出せぬぇ…」

「だったら私の…
…ダメね。私のも破損してるわ。」

「クソ…こうなりゃ朝まで待つしかねぇな…とりあえず寝て体力温存すっかな…
ティアも寝たらどうだ?」

「有難い言葉…と言いたいけれど
無理ね。
魔物はともかく盗賊相手となると
セレニアの花粉が効かないから
奇襲されてしまうわね。
…というわけで交替交替で寝ずの番をしましょう。
先ずは私から…」

〜〜〜〜〜〜〜回想終了〜〜〜〜〜〜
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