TOA仲間厳しめ(インフィニット・ストラトス編)

□ルーク視点?
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「先制、決めてやるぜ!双牙斬!」

ブン!ザシュゥ!

俺はティアに双牙斬を放った。
双牙斬は俺がこの学園に来る前に
グランツ謡将に教わった技なんだよな。
斬り下げからの斬り上げというシンプルにして強力な技だから多用させているわけなんだけど、
その技を妹であるティアに対して使うとはある意味皮肉な結果かもしれないな…

「ふふ…流石は兄さん直伝の技ね…
でも、私には通用しないわ!」

流石はティアだ。俺の双牙斬を容易く回避するとは…
だが、これで終わる俺だと思うなよ!

「なら…斬り上げかーらーのー…
崩襲脚!」

「無駄よ!ノクターナルライト!」

俺の放った崩襲脚に対し、ティアは
ノクターナルライトで瞬時に反撃した。
ティア…ヴァリュオが投げた
譜粒子状のナイフは俺のレグルスの
機動系に狂い無くヒットした。
だが、それでも俺のレグルスはヴァリュオの脚部にカスる様に崩襲脚を
命中させた。

「くッ…流石はルークとレグルスね…!
私のヴァリュオに傷を付けるなんて…
でも、戦いはこれからよ!」

「おう!行くぜ!穿衝破…【我が声に答えよ…】
くッ…!頭が…急に…!それに今の声…!」

「隙だらけよ!ルーク!喰らいなさ…
ブォォォ…
な、何なのこの光…体が…!
まさかこれは…!でもルークは…!」

「くッ…!こ、これは…一体何なんだ…!
ウワァァァアアアーーッッ!!」

「キャアアァァァーーッッ!!」

バシュゥゥゥーンン!!

ザワ…ザワ…

「な…何だ…!今の爆発は…!
ヤマダ先生!生徒や観客達を避難させてくれ!
私は陛下達に報告する!
他の教師達は緊急の調査を!
爆発に巻き込まれて消えたファブレとグランツを探してもらいたい!」

「は、はい!
皆さん!この闘技場から避難してください!」

ドタドタ…

「今の爆発は何だ!あんな爆発は見た事も無いぞ!」

「憲兵か!いいところに来た!実はな…」
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