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□Moonlight【超短編】
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『…ん…』




何となく、目が覚めた夜。
窓の外はまだ真っ暗だった…




(何時…?)




そう思って手を動かそうとしたら、
自分の手の上に重さを感じ、
横を向く。




『(え?)ジュ…?!』




大きく出た声を押さえ込むように
急いで唇をかんだ。




『・・・』




ジュノの広い肩が、
ゆっくりと上下に動いてる。



よかった…。

起きてない。
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