my princess 2
□王子の幸せな時間
1ページ/1ページ
俺の家まで連れてきてベッドに寝かせた。
そういえば、出会ってからこんなに長く会わなかったのは初めてかもしれない。
シャワー浴びようと思うけど、まゆこの寝顔が可愛くて離れられずにいた。
すると、薄目を開けたまゆこ。
AL「まゆこ?」
『亜嵐...』
まだ寝惚けてるな 笑
『亜嵐、行かないで』
AL「大丈夫、ここにいるから」
怖い夢でも見たのかな。
『うそ...』
気づかないうちに、こんなに不安にさせてたのか。
俺が一番に大切にしなきゃいけないのは...
『だめ、ずっと一緒にいるの』
AL「まゆこ?」
『いっちゃやだよ、亜嵐』
俺のシャツの袖をきゅっと掴んだまゆこ。
AL「ふっ、」
キスの嵐。
俺はびっくりしすぎてされるがままって感じで。
AL「...はぁ、っ、...まゆこ?」
『Zzz...』
AL「何だよ...笑」
俺を下敷きにしたまま寝てしまった。
まぁその寝顔もまた可愛くて。
起き上がれずに朝を迎えたのは言うまでもない。
姫が愛しくて。