ホットロード
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「アリスー!」
クーラーのきいた部屋でアイスを食べていると大きな声で私を呼ぶ声がした。
『………なに、』
KNJ「家ほんまにここなんや!」
『声おっきいよじろー』
もう夜なんだからそんなMAXの声出さないでよ。
KNJ「こうでもしないと出てこんかと思ったんよ」
『次からはちゃんとインターホン押して』
KNJ「へーい」
何普通に打ち解けてるんだろ。
昨日もう会わないと決めたくせに。
『………で、何の用?』
KNJ「隆二がアリスのこと心配しとったから様子見に来てん」
『イマイチ、昨日謝りに来たよ』
KNJ「啓司さんに謝らんかったらクビって言われたらしいで 笑」
『ふぅん………』
KNJ「なぁ、中入れてくれん?」
断る理由もないし、私はじろーに好感を持っていたから家に上げた。