book2

□アイドルへの
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そういえば、皆寮決まってるみたいだなぁ...私たちだけ言われてないっぽいけど...と思いながら
鞄の用意をしていた時だった、

「あ、玄奘の二人組!」

げ、玄奘の二人組って...;
流石にその呼び方はどうなんでしょう日向先生;

『はい』

「なんだー?先生。」

「放課後学園長が来いっていってたからよ、今行ってこい。」

『わかりました。』

なんだろう、学園長は聞く話によると観世音レベルに強引らしいし。

面倒なことじゃなければいいが。

.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.

『コンコン)失礼します』

「入ってマース」

トイレですか、ここは。

「用事ってなんだ?」

「HAHAHAHA☆良くぞ聞いてくれマシターMr.悟空!

実はーとても大事な事を言いそびれてたのデース」

『は、はぁ...;』

「寮のコトデスがー貴方達は一緒に部屋を用意してありマース!」

という事は...悟空と一緒?!

「まじで!!」

『あっ、ありがとうございます!』

「これはー深い理由があってデスネーYOU達には2人でデビューして貰おうと思ってマース!
双子のユニットという斬新なMeのアイデアデース!」

悟空と2人でデビューできるなんて願ったり叶ったりだ。
だけど...

『ですが、作曲家はどうするんですか?』

その瞬間、学園長のサングラス光った。

「もちろーん!Ms.りあの!YOUに作って貰いマース!」

『えっええ?!でも、私曲作りなんてほんと、かじったくらいで!』

「YOUの曲を観世音からCDを貰ってききマシター!」

は、話をきいてない...!

「なんか、あのおっさん観世音に似てるな;」

『うん...』

悟空も、そう思ってたのか...

「YOUの才能は素晴らしいデース!正直、このまま捨てるのは勿体無いデース!
デスガ、流石にYOUの負担が多いのと、アイドルはどんな人とでも仕事はしなくちゃいけまセーン!
ナノデ、Mr.悟空とのペアは2回に1回のペースで組んで貰いマース!」

『なるほど....わかりました。』

「これは、寮の鍵デース!場所は男子寮の隣にありマース!」

学園長から鍵を投げられる。
そしてそれを慌てて悟空がキャッチした。

「おわっ!あぶねっ」

「用件はそれだけデース!がんばってチョーダイ!」

『ありがとうございました。』
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