book2
□アイドルへの
1ページ/4ページ
そういえば、皆寮決まってるみたいだなぁ...私たちだけ言われてないっぽいけど...と思いながら
鞄の用意をしていた時だった、
「あ、玄奘の二人組!」
げ、玄奘の二人組って...;
流石にその呼び方はどうなんでしょう日向先生;
『はい』
「なんだー?先生。」
「放課後学園長が来いっていってたからよ、今行ってこい。」
『わかりました。』
なんだろう、学園長は聞く話によると観世音レベルに強引らしいし。
面倒なことじゃなければいいが。
.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.
『コンコン)失礼します』
「入ってマース」
トイレですか、ここは。
「用事ってなんだ?」
「HAHAHAHA☆良くぞ聞いてくれマシターMr.悟空!
実はーとても大事な事を言いそびれてたのデース」
『は、はぁ...;』
「寮のコトデスがー貴方達は一緒に部屋を用意してありマース!」
という事は...悟空と一緒?!
「まじで!!」
『あっ、ありがとうございます!』
「これはー深い理由があってデスネーYOU達には2人でデビューして貰おうと思ってマース!
双子のユニットという斬新なMeのアイデアデース!」
悟空と2人でデビューできるなんて願ったり叶ったりだ。
だけど...
『ですが、作曲家はどうするんですか?』
その瞬間、学園長のサングラス光った。
「もちろーん!Ms.りあの!YOUに作って貰いマース!」
『えっええ?!でも、私曲作りなんてほんと、かじったくらいで!』
「YOUの曲を観世音からCDを貰ってききマシター!」
は、話をきいてない...!
「なんか、あのおっさん観世音に似てるな;」
『うん...』
悟空も、そう思ってたのか...
「YOUの才能は素晴らしいデース!正直、このまま捨てるのは勿体無いデース!
デスガ、流石にYOUの負担が多いのと、アイドルはどんな人とでも仕事はしなくちゃいけまセーン!
ナノデ、Mr.悟空とのペアは2回に1回のペースで組んで貰いマース!」
『なるほど....わかりました。』
「これは、寮の鍵デース!場所は男子寮の隣にありマース!」
学園長から鍵を投げられる。
そしてそれを慌てて悟空がキャッチした。
「おわっ!あぶねっ」
「用件はそれだけデース!がんばってチョーダイ!」
『ありがとうございました。』