蒼紅翠 -soukousui-

□蜜月
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「んっ....あぁ、はぁ....はぁ....」






静かな室内に息を荒げた甘い声が響き渡る。






「はぁっ........あっ....出るぅ....出る....」






瞳に涙を溜めた張遼は四つん這いになり、
だらしなく口を開けながら喘ぎ声を上げていた。


その張遼の上に覆い被さるようにして、
太史慈が張遼の一物に手を伸ばし、扱いている。






「太史....慈....殿ッ、....はぁっ、あっ、」





「張遼殿、我慢するな。出せ。」





「うぅッ....あっ....」







震えるように声を上げると、
張遼は太史慈の手に自らの体液を撒き散らした。



ことを終えると、張遼は腰が抜けたかのように寝台にへたり込んだ。






「太史慈殿....毎晩毎晩、激しすぎるでござる....」





「そうか?俺は普通にやっているつもりなのだが....」





「そなたにとっては普通でも、私にとっては激しくて....」





「なら、俺が本気を出したらどうなるんだろうな。」






「....それはもう」






「気持ち良くなりすぎて、困りますかな?」






「なっ....!!!!」







太史慈が張遼の顔を覗き込む。

ほんのりと顔を赤らめる張遼。




その様子に太史慈は満足そうな笑みを浮かべた。






「可愛いなァ、張遼殿は。」





「や、やめてくだされ‼︎」





「本当にやめて欲しいですかな?」






「んあっ....」






太史慈が再び張遼の一物に手を伸ばす。

先のほうを指の腹で撫でながら、張遼の首筋に噛み付いた。







「どうなんだ?張遼殿」





「ううっ、」





「まあ張遼殿は変態だからなァ。やめなくていいだろう?」





「うっ....ふぐぅっ....」







張遼は身体を仰け反らせながら、甘い声を漏らし始めた。
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