real
キスミーグッバイ、
キルミーグッバイ!
◆no title
ど こ に い く の かな かなかな かな かな かな けいいちくん、どこにいくのかな、かな
2014/08/07(Thu) 23:24
◆ネオテニー
俺が外で遊んでるときも
絵本を読んでいるときも
ご飯を食べているときも
お前はずっと部屋の角っこで
膝を抱え座っている。
先生に教えて貰った
お前は、
意地悪な大人に捨てられた俺は優しい大人に拾われた。
俺を拾ってくれた陽向園の園長先生はシワシワな顔で杖をつきながら「元気じゃのー」って俺たちの頭を撫でてくれた。
俺はそれが嬉しくていつも元気でいようって思った。
俺だけじゃない、園のみんなもきっと同じ、園長先生の嬉しそうな顔がみたくていい子でいようとしてる。だからいつも部屋のすみにいるあいつのことをみんな嫌っている。
園長先生はみんな仲良くと言うけど仲良くしたくない。
「先生ー、怪我したー」
ゆうやとつみきで遊んでいて、ふざけて調子に乗ってたら転んだ。膝と手のひらがジンジンと痛い。よく見ると膝は血が滲んでいた。
「あらら!大変!マオくん痛くない?」
「んー、ちょっと痛いけど、大丈夫。俺男だから泣かないよ」
先生はにこりと笑った。
偉いねって頭を撫でられて、手当しようねって先に手を引かれる。視界の端っこにいつもみたいに、部屋の隅で本を読んでるあいつが見える。
朝から夜まで同じとこにいる。
もし、そこに誰かが先に座っていたら、もし、そこに何かが置かれたら。
そいつはどんな顔をするのだろう。
手当が終わり先生にお礼を言ってゆうやのとこに行った。
「大丈夫か?」
大袈裟にガーゼが当てられた膝を見て心配そうに言われた。
「大丈夫、ちょっと切れてただけだから」
心配ない、と笑う。
2014/07/19(Sat) 21:28
◆no title
私が生き残るという事は、他人の死を見るということ。
誰かが生きたまま喰われる光景は脳裏に焼き付いて目を閉じると鮮明に思い出すことができる。
仲間が死んでいくのは嫌だ。昨日まで同じことを共有し、笑い、怒り、泣いていた仲間が目の前で喰われていく。
死んでいく仲間を羨ましく思う。勇猛な死に様を。
__かみさまはいいました__
2014/07/19(Sat) 21:24
◆no title
「エレン…」
エレンの重みを失ったベッドが軋む。
さっきまであった温もりが失われていく。ゆっくりと、冷たくなっていく。
こんなふうに、私からエレンが途切れるなんてことあるわけ無いのに。
影絵_Plastic Tree_
2014/07/18(Fri) 10:15
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