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□女子マネゲットし隊活動録
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「よし、今から第二回作戦会議を始める!」
キリっとした声が静まった部室に響き渡る。
しばらく無視をしていたが「モヒカン触らせねーぞ」という脅迫(?)のもと私は口を開いた。
「…毎回言うが私は別に女マネいらん」
「何!?他校にはいたのを忘れたのか!」
そういって涙を浮かべて身を乗り出す。
そうか日本人ってこんなに熱血なのか。

「まあ‥確かにいたが」
「だから音駒にも入るべきだ!」
「だが、いても何も変わらない気もする」
「そんなことはない、潔子さんのように…」
その山本の言葉を遮るようにノックの音が外からした。
「誰だ!!」反射的に猛虎がドアの前に移動し緊張した声をだす。

「…誰って、おれだけど」あ、この声は研磨だ。
「なんだ研磨か‥とりあえず合言葉は?」
「え、合言葉?」不思議そうに返してくる。
「いくぞ、清らかな水を表すもの」
「…川?」「違う、ヒントは烏野の…」
「オイ、山本。ふざけてる暇があったら開けろ」
「す、スミマセン」どうやらクロさんも来てたようだ。開けた瞬間、全員揃っていたらしく皆入ってきた。

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