鋼夢物語

□桜華の錬金術 第一話
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………………



エド達と別れオウリは、列車内をトレインジャック犯達を捕まえるため、進んでいた。


「はぁー
(こうなるはずじゃなかったのにな…今日は最悪日かよ
まぁ最終的にはバレなきゃいいんだよね、バレなきゃ!)」
「おい!止まれなんで人質がここにいる!命が惜しかった止まれ!!」
「犯人さん、ごめんね…
今、私ムシのいどころがわるいの先に謝っとく」
「何言ってんだこのガ、ガツン


犯人が言い終わる前にオウリは蹴り飛ばした。


「悪いけど、私を恨まないでね。
本当は大人しくしてる予定だったんだから」


不敵な笑をを浮かべながらオウリは犯人たちを倒していく


「な、なんだこのガキ?!」
「調子に乗りやがって!!!」
「ちょっとちょっと、おじさん達弱すぎ懐ガラ空きだよー」

ダンッ



最後の二人を倒し終え人質の安否を確認していると、後ろから声が聞こえた


「あっ!さっきのお姉さん」
「ん?さっきの鎧くんじゃない、以外と早かったね」
「いやそんなことは、じゃなくて!
なんでここにいるんですか?!」
「なんでって、人質助けるため?」
「いやいや、一人だと危ないよ!」
「大丈夫だって、私結構強いし
それに1回手出しちゃったからには、最後までやんなきゃ」

と、ケラケラ笑いながら次の車両に向かおうとする。



「ァ、アンタは一体何もんだ」
と乗客の一人のお年寄りが声をかけた


オウリは、振り向き口元を緩ませ

「ただの通りすがりの女ですよ」

それだけ言い残し、オウリは車両をあとにした。


「あっ!ちょっと待ってよ!
僕も行くよ」

アルフォンスもその後ろを慌てて追った。





「どう見ても普通の女の子には見えないんじゃが…」

この時この車両の乗客全員の心が一致した。



……………


一方、エドワードと方はというと…


ゴオオォォォォォォォォォオオ


列車の上を走っていた…


「さっさと終わらしてアイツに話聞かねぇーとな」


エドワードの足音に気づいたのか
足元から銃弾が列車の天井を突き破ってきた

ドッガガガガガ


「おわっ!? いってぇー!!」

ゴンッ
「うわ、あぶねーあぶねー!!」


調度列車と列車の繋ぎ目に落ちた様でマンを逃れた。
何発か発砲されたうち1つが彼の左足に当たっていた様で


「ひゃーーー;
左足じゃなかったらやられてたな
ちきしょーー、おぼえてろよ」


挟まっていた銃弾を取りいき、
ニヤリ

「この銃弾、使えるな
まずは、機関室奪還!!」
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