book1

□君の知らない僕の顔*青黒
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「よっこやっまくーん!」


「おお、大倉、おはよう」


「おはよー、今日も綺麗やね!」


「なっ…」


「んふっ、照れてるぅー。可愛い!」


「大倉、おま…。何やねん!」


「顔真っ赤やでー、横山君っ」


「ニヤニヤすんな、アホ!」





こんにちは、関ジャニ∞の安田章大です。



今日は雑誌の撮影で、今は村上君が個人で撮ってるところ。


その前の番だった俺が楽屋に戻ると


俺の可愛い恋人のよこちょこと横山裕君が、

うちのグループのデカアホ変態野郎こと大倉忠義に絡まれてた。



他のメンバーは、会話の内容に呆れてはいるが、半ば日常的になってきたこの大倉の言動に誰も何も言わない。




で、その呆れられてる当人は、

ソファに座るよこちょの背もたれに、後ろから抱きしめるような形で手を置いて話している。


おかげでよこちょは上目遣い。
なんなら、照れて顔は真っ赤だ。




あぁ、アカンなぁ。


「むかつくわぁ…」
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